第五話 ―嫉妬―

 

六限目の始まりを告げるチャイムが鳴った。
土方はベッドに眠る高杉の方をチラリと伺う。起きる気配は全くない。

「しょうがねえなあ……」

授業に出なければと思って腰を浮かせたが、土方は再び椅子に座りなおした。
ベッドの隅に肘をついてじっと高杉を見詰める。
長い睫毛、白い頬、鼻筋の通った耽美な顔立ち。
目を閉じていると恐れられる不良とは思えないほど穏やかな顔立ちだ。
凶悪さも独特の大人っぽさもない。無邪気で安らかな顔。
年相応、いや、それよりも少し幼くすら見えるくらいだ。

「ちょっと無防備すぎじゃねえか?」

いつもスキなどない高杉が纏う張り詰めた空気は無い。
こんな状態の高杉を一人置いていく事はできなかった。
寝顔を見詰めていると、ガラリと保健室のドアが開いた。
保健の先生が戻ってきたのだろうか。
そうなら、高杉を任せて授業に戻る事ができる。

土方は振り返った。そこに立っていたのは保健医ではなく沖田総悟だった。

「なんだ、オメーか総悟」

保健医じゃなくて少しほっとしている自分に気付き土方は眉を顰めた。
保健医だったら授業に出られると思っていたのに、
どうして自分はホッとしているのだろう。
ちらりと高杉に目をやる。もう少しこの寝顔を見詰めていたい。
そんなふうに思っていた。

「すいやせんねえ、保健医じゃなくって。
 で、ノーコンの土方さん、こんなところで何してるんですかぃ?
 ボールをぶつけた高杉の心配ですかぃ?保健室に運んだんだ、
 もう放っておけばいいでしょう。アンタが授業に出てこねえんで
 近藤さんが心配してやしたぜ。教室に戻ったらどうですかい?」
「あ、あー、いや、高杉のヤツ体調が悪いみてーだし、起きるまでついてるわ」

土方の言葉に沖田は一瞬キョトンとした顔をした。
それからニヤリと意地悪そうな笑みを浮かべて覗き込むように土方の顔を見る。

「へえ、もしかしてそういう趣味だったんですかい」
「は?そういう趣味ってなんだよ」
「ふーん、確かに高杉は美人ですよねぇ。俺は好きでさぁ。
 たとえ男でも、ケツ掘りてーって思っても不思議じゃねえと思いますぜぃ」

ニヤニヤ嗤う沖田に土方は顔を真っ赤にした。

「だ、誰がんなこと考えっかよ!
 俺の所為で倒れたんだし、責任があるからいるだけだ!いいから
 お前は教室戻ってろ、総悟!」
「へいへい、せいぜいアンタらの邪魔しねえように退散しますよ」

沖田は土方に背を向けて扉へ歩いていく。
そのまま立ち去るかに見えたが、沖田は途中でピタリと足を止めて
土方の方を振り返った。
そして土方に向かって何かを投げ寄越した。
持ち前の反射神経で咄嗟にそれを受け取った。

「それ、あげますよ。頑張ってくだせぇ」

にこりと微笑みかけると、沖田は今度こそ保健室から出て行った。
沖田が自分に何かくれて、しかも励ましの言葉をかけるなんて珍しい。
不思議に思いながら土方は手の中にあるのが何か確認した。

「……な゛っ―…」

沖田が自分にくれたものが何か知った土方は絶句する。
土方の掌に乗っているのは、コンドームだった。

「な、なんつーモンよこしてやがんだあのガキ……っ!」

童顔の癖にソッチの方は大人並に手慣れているのだろうか。
どちらかというと純情な土方にとって、
学校で近しい人からコンドームを手渡されるのはとんでもなく
恥かしいことだった。
顔を真っ赤にして、土方はぶるぶると震える。

「これで何を頑張れっつーんだよ!」

思わず大きな声で吠えてしまってからハッとする。
ここは保健室。ベッドでは病人の高杉が眠っている。
起こしてしまわなかっただろうか。
恐る恐る高杉を振り返ると、相変わらずすやすや眠っていた。
この状況で起きないなど、よっぽど疲れているのだろうか。
本当に不良が入ってきたらそのまま押さえ付けられて襲われるんじゃないだろうか。
土方は寄越されたコンドームを上着のポケットに突っ込むと
高杉のほうを向いて座りなおした。
コンドームを使うようなことをする気はない。
ただ、学校のゴミ箱にこんないかがわしい物を置いていくわけにはいかないし、
かといって放置して行くのも気が引けるからしょうがなく持ち返る事にした。

「にしても、本当に綺麗なツラしてやがる」

藍色の瞳がじっと眠る高杉を見詰めた。
眠り姫のような美しさに、目が離せなくなる。
サラサラとした柔らかそうな黒髪。ふっくらした唇。
どれだけ見詰めていても飽きることはない。
時計の音しかしない静かな空間。
チクタクと時を刻む音さえいつしか聞こえなくなっていた。

ずっと見詰めていると、だんだんよからぬ気分になってくる。

触れてみたい。そう思った時にはもう手を伸ばしていた。
頬にかかる絹の様な髪をそっと払い、頬に触れる。
すべすべした白い肌は柔らかく手触りがよかった。
色っぽい艶艶した唇に目がいく。
仄かに桜色のそれはひどく魅惑的だった。

魔力に引き寄せられたように、土方は唇を寄せていた。
重ねた唇は酷く柔らかく、すごく気持ちがよくて離せなかった。

「ん……ぅ」

眠っている高杉がくぐもった声を上げる。
起きるかもしれないと思ったけど、欲望に負けてしまった。
唇を食むように包み込み、軽く吸い上げる。
薄く開いた口に自分の舌を差し込もうとした時、
ガラッと勢いよく保健室のドアが開いた。
慌てて土方は高杉から唇を離す。
離れた唇をテラテラと嫌らしく光る銀糸が繋いでいた。
親指でそれを拭いとると、土方は背後を振り返った。

「土方じゃねえか?サボリですか?コノヤロー」

気だるそうな顔して、銀八がそこに立っていた。
バクバクと心臓が跳ね上がるのを必死に押さえながら、土方は銀八に言った。

「サボりじゃありません。高杉が気分悪そうだったんで保健室に」
「そりゃ御苦労さん。保健のセンセはいねえのか?」
「はい」
「ふぅん。じゃ、あとは俺が見とくから」
「え?あ、いや。俺が見ときますんで」
「オマエさ、今から野球あんだろ?エースが抜けてちゃいけねえよ。いきな」

珍しく教師らしい表情を浮かべる銀八に驚きつつ、
「お願いします」と頭を下げて土方は去ろうとした。
その時、「ん」と短い唸り声がして、寝ていた高杉がゆっくり目を覚ます。

「高杉、起きたか」

土方が声を掛けると、高杉はゆっくり身を起こして土方を見た。
少し寝惚けているのかぼんやりとした瞳をしている。
普段の鋭い顔つきとは全然違う顔を見て、土方は可愛いと思ってしまった。

「ん、ひじかた……。ずっと居たのか?」
「お、おう。まあな。もう大丈夫か?」
「ああ、よく眠れた―…」
「そりゃあよかったねぇ、高杉くん」

浮ついた声に高杉は一瞬だけ肩を震わせた。
暗緑の瞳が土方の肩越しに銀八の姿を捕える。
銀八がいることに気付いた高杉は、何故だか少し動揺しているようだった。
銀八が授業をさぼったことを咎める為に怖い顔でもしていたのだろうか。
不思議に思って土方は振り返った。
だが、そこに立っているのは虚脱感を漂わせた銀八だ。変わったことはない。

「土方、部活がはじまんぞ」
「あ、ハイ。じゃあな、高杉」

銀八に促されて、土方は逃げるように保健室から出た。
保健室のドアを閉めると、土方は逃げるように廊下を走り去った。
高杉の唇に重ねた自分の唇が熱い。
唇だけじゃない、頬も、胸も、下半身も全身が燃えるようだった。
頭を冷やそうと、トイレに掛け込む。
顔を洗って鏡に映った自分の顔を覗き込む。顔が真っ赤だった。

「やべぇ、俺、高杉に惚れちまったのか―…」

下半身が熱い。自分の唇を指でなぞりながら土方は溜息を吐いた。




「ぎん、ぱち……」

土方が保健室を出た後、銀八と二人きりになった高杉は顔を青褪めさせた。
その表情に加虐心が煽られ、銀八は興奮に背筋をゾクゾクとさせる。

「高杉ぃ、土方クンと二人で何やってたの?」

ゆっくりとベッドに居る高杉に近寄っていく。
びくりと高杉はベッドの上で後ずさりをした。壁まで高杉を追い詰め、
彼を囲うように銀八はドンと壁に手を付いた。
赤い瞳を鋭く細めて、下から高杉の隻眼を覗き込む。

「答えろよ。何やってたのか……」
「何って、何もしてねえよ。土方が俺にボールをぶつけたから、
 悪かったって言って保健室に運んで、暫くついていてやるって言っただけだ」
「ふ〜ん、本当にそれだけ?」

銀八はゆっくりと手を上げる。人差し指が高杉の唇をプニプニと突いた。
唇のラインにそって、銀八がゆっくり唇をなぞる。
虫が這うようなムズ痒さに高杉はピクリと小さく反応した。

「高杉。唇、濡れてるよ」
「え?」
「どうしたの?なんで濡れてんの?」
「知らねえよ。寝てる時に涎でも垂れたんだろう」

眉を顰めて高杉は不機嫌に吐き捨てた。
どうやら、彼は本当に気付いていないらしい。
寝ている間に土方に唇を奪われたことに―…。
高杉は悪くない。寝込みを襲われてしまっただけなのだから。
そう思ったけど、理不尽な怒りがふつふつと沸いて、感情を支配した。
高杉が自分以外の男に触れさせた。その事にどうしようもなく腹が立った。

「高杉さぁ、オマエちょっと無防備なんじゃね?」
「無防備って、何がだよ……」
「男と二人っきりが危ないってこと、まだ解ってないんじゃないの?」

細い顎を掴んで少し上を向かせると、銀八は覆い被さる様にキスをした。
吐息を許さないくらい深い角度で口付けると、
己の涎と一緒に舌を滑り込ませる。
飲み込み切れなかった涎が高杉の唇の端から零れて顎を伝い落ちた。

「んんぅっ、……ふっはぁ」

舌先を尖らせて柔らかな高杉の舌を突くと、高杉はびくりと腰を浮かせた。
ぴちゃぴちゃと水音を響かせながら、口蓋の皺をなぞると
くすぐったさに細い腰がビクビクと震えて、吐息が荒くなる。

「うぅ、ぎ、……ぱち。やめっ!」

自分の身体を引き離そうと高杉が腕を突っぱねる。
銀八はか細い手首を掴むと、そのままベッドに押し倒してキスを続けた。
重力に従って滴り落ちる銀八の唾液が、高杉の口の中に注ぎ込まれる。
細い喉が上下して、銀八から与えられる蜜を飲み下した。

「んはぁっ、苦しいっつってんだろ!」

行儀の悪い高杉の足がまともに銀八の腹に入った。
痛みと衝撃で銀八は仰向けにベッドに転がって咽返った。

「ゲホッ、ゴホッゴホッ、オマエな、足癖悪すぎだっての!」
「うるせー、死ね、このクソ天パ教師が!」

じろりと冷たく鋭い目が銀八を睨む。
一匹狼の様な孤高を湛えた瞳。誰も寄せ付けない強い眼差し。
土方を見ていた時のあどけない瞳とはまるで別物だ。
敵意をギラつかせた瞳に、忌むべき過去が呼び起こされる。
大切な人を失い、血に飢えた獣になり下がった瞳。
お互いを憎んだ、あの頃の高杉の面影が重なる。

銀八は起き上がると、高杉に背を向けた。
白衣を纏った背中を不審げに高杉が見詰めるのを感じながら、
冷蔵庫から氷を取り出して氷嚢を作る。

「何、やってんだよ?」
「頭ぶつけたんだろ、高杉。冷やしとけよ」

そっと高杉がボールをぶつけた場所に銀八が氷を宛てた。
襲いかかって来て唇を奪ったかと思えば、蹴り飛ばされた後で
いきなり教師らしい優しさを見せて傷の手当てをする。
脈絡のない銀八の行動に高杉は眉を顰めつつ、
氷を受け取ってボールがぶつかった部分を冷やした。
そんな高杉を、銀八はすこし冷めた目で見ていた。

「なあ、高杉……」
「なんだよ」
「オマエさ、土方のこと好きなわけ?」
「はぁ?」
「大人しくお姫様抱っこされちまってさ。その上、
 無防備な寝顔まで晒してたんだろ?オマエらしくねえじゃねーか」
「俺らしくない。そう言える程、お前は俺の事を知ってんのかよ」

冷たい声音で高杉が呟いた。銀八はふう、と溜息を吐く。
ガラガラと、製氷皿から氷を洗面器に移す音が響いた。

「何、してんだ?銀八」
「別に。使った分の氷を作りなおしてるだけだけど」

そう言いながら、銀八は氷の入った洗面器を手に高杉に近付いた。
そして高杉の足首をいきなり掴んでベッドに引き倒すと、
下着ごと一気にズボンをしたにずり降ろす。

「なっ、んだよ……っ!?」

戸惑った瞳が銀八を見上げた。銀八はにっと嗤うと、
洗面器の氷を一つ手にとって高杉を見下ろす。
掌の熱で、正方形の氷が解けて角が丸くなっていく。
銀八は徐にそれを高杉に近付けた。

「ヒッ!?」

高杉の肛門に銀八が氷を押し当てる。
冷たさに驚いて、高杉の足がビクンと跳ね上がった。

「な、にして……」

意味不明な行動に高杉は顔を青くしていた。
怯えたような目で自分の下半身に目をやる。
入り口に氷が押し当てられているのを見て、高杉は震えた。
銀八はにやりと口の端を吊り上げて高杉に笑い掛ける。

「身体、熱いんじゃないの?土方を見る目、熱っぽかったからさ」
「い、いいがかり……ァッ!」

高杉が反論する前に、銀八は氷を高杉の胎内に埋め込んだ。
冷たくて固い物がいきなり押し入ってきて、高杉は背中を仰け反らせた。
氷は胎内でじわじわと溶けてゆく。
大きい座薬を挿入されたような違和感に、高杉は眉根を寄せて呻いた。
銀八は容赦なく二つ目の氷を高杉の胎内に押し込む。
わざと前立腺を抉る様に氷を押しいれると、
電流の様な快感が身体を駆け抜けて、高杉は悲鳴に似た声を漏らした。

「あぁっ、いあっ つめたいっ やめろ!」
「意外と嬉しそうに感じてるじゃねえか。もう一個いれてみようか」

意地悪く笑いながら、銀八はまた氷を肛門の中に押し込んだ。
指で氷を押すと、ナカにはいっている氷同士がぶつかり合って
前立腺や中の襞を刺激して、官能が込み上げてくる。
足先をビクビクと痙攣させながら、高杉は喉を晒してよがり声を上げた。

「よし、もう一個いくか。ナカの氷、だいぶ溶けてるからいけるだろ」
「っ、いやだっ、やめろ!」
「いいからいいから、遠慮すんなって」

容赦なくまた銀八は氷を高杉に突っ込む。
氷が高杉のナカに消えると、また次の氷を摘まみ上げた。
このままいくつの氷を挿れられるのだろかと、恐怖を感じた高杉は
激しく頭を振った。

「いやっ、腹んナカが冷たいっ、も、やめてくれっ!」
「そんなに嫌?」

コクコクと高杉が何度も頷く。

「じゃあさ、明日の早朝学校に来てくれる?
 俺、明日早く来て国語準備室で待ってるからさ。ね?」
「わ、かった……」
「約束破ったら、でけぇ氷の棒作ってオマエのケツ穴にブチ込むからな。
 そこもビデオのコレクションに加えて、校内放送で流してやってもいいぜ」
「行く、ちゃんと、行くからっ」
「じゃあ、今日はここまでで許してあげる」

銀八は氷を洗面器に戻すと、高杉の股間に顔を寄せた。
顔は異物感を挿入されて怯えきっていたが、高杉の性器は半勃ちになっていて、
とろとろと蜜を先っぽから零していた。
高杉の性器を指で弾くと、高杉は「んっ」とくぐもった声を漏らした。

「ヤラしぃな、高杉。氷になんか感じちまってよ」

嘲笑を浮かべると、高杉は悔しそうに唇を噛んで俯いた。
泣き出しそうな顔だったが、涙は見せない。
昔から変わっていない。誰にも寄りかからず、一人で泣く性格だった。

銀八は高杉の尻を左右に割開いた。
溶けた氷が水になり、穴から透明な水がつっと零れた。
そこへ舌を寄せると、銀八はぺろりと水を舐めとる。
それから、つぷりと穴の中に舌を潜り込ませて、
中に残っている水を啜りあげた。

「ふぁぁつ、んぅっ、やめろっ そんなの飲んだら汚ねえっ!」
「そんなことねえよ。オマエの穴から出た水なら汚なくねえ」
「んはぁっ、 あぁっ」

舌で内壁を弄ると、じれったい感覚に高杉は腰を蠢かせた。
上気した頬が愛らしくて、そのまま襲いかかりたい衝動に駆られる。
だが、これから職員会議にでなくてはいけない。
銀八は舌を引き抜くと、高杉に清潔なタオルを投げ寄越して背を向けた。

「今日はここで返してやる。明日、ちゃんと朝早く来いよ」
「……あ、あ」

ズボンを穿くと、後片付けをしている銀八の横を擦り抜けて、
高杉は逃げるように保健室から出て行った。
その後ろ姿を見送ると、銀八は高杉の温もり残ったベッドにダイブした。
顔を埋めると、仄かに甘い香りが鼻孔をくすぐった。

脅して、支配して、自分の元に繋ぎとめようとする。
随分とみっともない大人になってしまったものだと、銀八は溜息を吐いた。
優しくしたいのに傷付けてしまう。もどかしさに、銀八は苦虫を噛んだような顔をする。
昔、無理にでも繋ぎとめておかなかった後悔が己を凶行に走らせた。
土方なんかに気を許した高杉が許せなくて、気が狂いそうだった。
年の差。立場。以前はなかった壁に苦しむ。
いっそ、好きだと真っ直ぐ伝えられたら。銀時は深く溜息を吐いた。












--あとがき----------

土方さんは純情のヘタレです(笑)
高杉は人の感情には鋭いけれども、恋愛には鈍いので
土方さんの気持ちにまったく気付いていません。
無害で優しそうな土方に、高杉はつい気を許してしまってます。
高杉は激しい男も好きですが、優しい男も好きそうですね。
銀八は嫉妬深くて鬼畜です。
嫉妬心を上手く制御できず、相手を傷付けてしまう性格かなと思います。
傷付けたくないと思う一方で、虐げて相手を屈服させて、
泣いて自分に縋らせたいと思っている超サド男です(笑)